排出物の管理

廃棄物削減活動

汚染の防止・低減活動

廃棄物削減活動:考え方

廃棄物削減の考え方

埋立廃棄物削減活動

当社グループは、事業活動によって発生する廃棄物の削減に取り組み、循環型社会形成の基本原則である3R(Reduce, Reuse, Recycle)に基づき、埋立廃棄物低減活動を推進しています。

廃棄物削減活動:取り組み

廃棄物削減に関する目標と実績

2024年度は、目標である廃棄物の埋立処分率0%を達成いたしました。今年度も引き続き3R活動を徹底し、埋立処分率0%を継続します。

  • 0%:0.05%以下を0とする。
廃棄物削減目標:<グループ目標>埋立処分率 0%(埋立処分量/総排出量)

2024年度の目標と実績

2024年度目標 2024年度結果 評価
埋立処分率:0.05%以下 埋立処分率:0% 達成

総排出量の推移

グラフ

廃棄物量の推移

グラフ

当社グループでは、以下のような内訳で排出物を区分して管理しており、環境情報管理ツールを導入し、各事業所からの排出物量の報告頻度を月次で収集、集計、分析しています。変動が大きい事業所については増加の原因を調査し、必要に応じて排出量削減の対策を実施します。

また、年に1回、各事業所を巡回して行うESH監査では、廃棄物削減活動の状況、廃棄物の管理状況を監査対象としており、対応策の立案や改善活動に繋げています。この監査結果やESH活動の成果報告をESH委員会で取りまとめ、年度末に役員会議でのレビューを経て、翌年度の活動につなげています。

排出物処理の内訳概要
有価物 金属屑、廃油、ダンボール紙等
材料/リサイクル 廃油、汚泥、木屑、廃液類、廃プラ等
熱回収 梱包材、一般ゴミ、廃プラ等
焼却 一般ゴミ、廃プラ等
無害化 水溶性廃油、廃アルカリ等
埋立 汚泥、廃プラ、ガラス屑

有害廃棄物削減の取り組み

当社グループでは、徹底した廃棄物管理を行っていますので有害物質を含む廃棄物を排出していません。

原材料使用の削減に関する取り組み

当社グループでは、省エネ製品の開発を促進する制度により、小型・軽量化、長寿命化された製品の開発を推進することで、生産時の資源利用および廃棄時の環境負荷を低減しています。
また、使用可能な部品を再利用し、新たに生産する部品を削減することで資源利用を低減しています。

MRO(Maintenance, Repair, Overhaul)ビジネスを拡大することで、資源利用の最適化を図るとともにサービス分野における売上につなげることを目指しています。

汚染の防止・低減活動:考え方

汚染防止・低減の考え方

当社グループは、事業活動の中で環境に影響をおよぼす物質の把握、削減および流出防止に努めており、建て替え等の計画がある事業所については法令に基づいて調査を行い、汚染がある場合は自治体の確認のもと浄化対策を行うこととしています。

汚染の防止・低減活動:取り組み

汚染防止・低減に関する目標と実績

汚染の防止・低減に関する活動目標と2024年度実績

項目 活動目標 2024年実績
(単位:kg/百万円)
進捗
対象 目標
(単位:kg/百万円)
目標年
化学物質管理 PRTR対象化学物質使用量
(売上高原単位)
0.21以下
(2023年実績)
2024年 0.21 未達
揮発性有機化合物(VOC)大気放出量
(売上高原単位)
0.130以下
(2023年実績)
2024年 0.090 達成

主なPRTR対象化学物質の使用量推移

グラフ

VOC大気放出量推移

グラフ