イニシアチブの支持・社外からの評価
イニシアチブの支持
国連グローバル・コンパクトへの署名 ★
当社は、2014年、国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」(以下、UNGC)に署名し、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(以下GCNJ)に加盟しています。GCNJが主催するシンポジウムや分科会に積極的に参加しており、「ESG分科会」「レポーティング分科会」「環境経営分科会」「サプライチェーン分科会」「腐敗防止分科会」「防災・減災(DRR)」「SDGs分科会」「人権教育分科会」「WEPs※分科会」等での活動を通じて他社との交流を深め、先進的な事例を学び、当社のサステナビリティ経営の推進に役立てています。
UNGCとは、企業・団体などが責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な取り組みです。UNGCに署名する企業・団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則に基づき、企業トップ自らのコミットメントの下、自発的な取り組みを行うことが求められます。
Womenʼs Empowerment Principles:女性のエンパワーメント原則
SDGs(Sustainable Development Goals)への取り組み
当社グループは、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて積極的に取り組んでいます。SDGsの17目標から経営マテリアリティと関連性の強い目標を定め、経営マテリアリティの解決を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。
Science Based Targets(SBT)イニシアチブ ★
当社は、温室効果ガス長期削減目標が科学的根拠に基づいた目標であるとして、「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」より2017年に承認されました。
また、当社はカーボンフリーの取り組みを「経営マテリアリティ」の最重要項目と位置付けており、新たな長期目標を設定したことで、2021年には「1.5℃目標」の認定を取得しました。
「SBT イニシアチブ」は、産業革命前からの気温上昇を1.5℃未満に抑えるための科学と整合する温室効果ガス削減目標を推進することを目的に、CDP、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、国連グローバル・コンパクトが共同し、2015年に設立されました。
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)★
当社は、「気候関連財務情報開示タスクフォース」提言への賛同を2019年に表明しています。
TCFDは、世界主要国・地域の中央銀行、金融監督当局、財務省などの代表が参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)が、気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的として、2017年6月に公表した自主的な情報開示のあり方に関する提言です。
気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative, JCI)★
当社は、気候変動問題やエネルギー危機を解決し脱炭素社会を早期実現するために、1.5℃目標の達成を目指す外部パートナーと協働して業界連携や政策提言などを通じて地球温暖化対策を推進しています。
この取り組みの一環として、日本の企業、自治体、NGOなどが参加する「気候変動イニシアティブ」(Japan Climate Initiative, JCI)の活動に2018年から参画しています。
責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)
当社は、「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」に2022年から参画しています。JP-MIRAIは、外国人労働者の人権を保護し、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現することで、多文化共生社会を目指す、日本で初めての枠組みです。
経団連自然保護基金
当社は、経団連自然保護協議会と経団連事前保護基金の活動の3つの柱である
- 経団連事前保護基金を通じたプロジェクト支援、NGOとの交流
- 企業への啓発・情報提供・情報発信
- 生物多様性に関する政策への意見反映(政策提言)
に賛同し、毎年、同基金へ拠出をしています。
気候変動に関連する外部団体への加入時は、ESH(Environment, Safety & Health)委員会が気候変動に関する重要な情報を収集し、審議の上で経営層に報告を行っています。★のついた外部団体についてはパリ協定に沿った活動を行っている事を確認し、加入を決定しました。
主なインデックスへの組み入れ
Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)
米国のS&P DOW JONES INDICES社と、スイスのRobecoSAM社が開発した株式指数です。経済・環境・社会の3つの観点から企業の社会的責任や持続可能性(Sustainability)を評価し、毎年、総合的に優れた企業を選定しています。
当社は、2016年からWorld Indexに継続して選定されています。2022年から所属セクターにおける世界上位10%企業となり「Top10%」を継続して受賞しています。
また2013年からAsia Pacific Indexに継続して選定されています。
FTSE4Good Global Index
FTSE Blossom Japan
FTSE Blossom Japan Sector Relative
Index
FTSE4Good Global Indexは、FTSE Russell社が開発した株式指標です。
環境・社会・コーポレートガバナンスの3つの観点から企業の社会的責任や持続可能性(Sustainability)を評価し、毎年、総合的に優れた企業を選定しています。
当社は、2009年から継続して選定されています。
FTSE Blossom Japan Indexは、FTSE Russell社のESG評価の業種ウエイトを中立化して開発された株式指標です。
FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、FTSE Russell社のESG評価に加え、環境負荷の大きさ、および企業の気候変動リスクに対するマネジメントの評価を用い、最後に業種ウエイトを中立化して開発された株式指標です。
当社は、2022年新設当初から継続して選定されています。
MSCI ESG Leaders Indexes
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ
MSCI女性活躍指数
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数は、業種内でESG評価が相対的に高い銘柄で構成される株式指標です。
当社は、2017年新設当初から2021年まで継続して選定されています。
米国のMSCI社による株式指標です。
高いESG(環境・社会・ガバナンス)評価を得た企業から構成されています。
当社は、2015年から2021年まで継続して選定されています。
MSCI日本株女性活躍指数(WIN)は、業種内で性別多様性スコアが相対的に高い銘柄で構成される株式指標です。
当社は、2018年、2020年にMSCI 日本株女性活躍指数にも選定されています。
なお、MSCIレーティングは「AA」を獲得しています。
THE INCLUSION OF Nabtesco Corporation IN ANY MSCI INDEX, AND THE USE OF MSCI LOGOS, TRADEMARKS, SERVICE MARKS OR INDEX NAMES HEREIN, DO NOT CONSTITUTE A SPONSORSHIP, ENDORSEMENT OR PROMOTION OF Nabtesco Corporation BY MSCI OR ANY OF ITS AFFILIATES. THE MSCI INDEXES ARE THE EXCLUSIVE PROPERTY OF MSCI. MSCI AND THE MSCI INDEX NAMES AND LOGOS ARE TRADEMARKS OR SERVICE MARKS OF MSCI OR ITS AFFILIATES.
STOXX Global ESG Leaders Index
ドイツ証券取引所の子会社であるSTOXX社が提供する株式指標です。ESGの評価基準を満たした企業が選定されています。
当社は2017年新設当初から継続して選定されています。
Sustainalytics「2022 Industry Top-Rated Badge」
米国モーニングスターグループの一員であるサステイナリティクスはESG調査、レーティング・データ提供企業です。
当社は、2022年Industry Top-Rated Badgeに初選定されました。
S&P/JPXカーボン・エフィシエント指数
世界最大級の独立系指数会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが提供しているTOPIXの構成銘柄を対象としたグローバル環境株式指数です。
当社は2017年新設当初から継続して選定されています。
JPX日経インデックス400
日本経済新聞社と日本取引所グループ(JPX)、東京証券取引所3社が共同で開発、運営する株価指数です。当社は2014年の公表開始時、さらにそれ以降の定期入れ替えを含め、継続して選定されています。この指数では自己資本利益率(ROE)や時価総額などに基づき、投資者にとって投資魅力の高い会社が選出されています。
主な評価
CDP「気候変動」Aリスト
CDP「水」
CDP「サプライヤー・エンゲージメント」
CDPは、英国を拠点とし気候変動などの環境分野に取り組む国際NGOです。世界の主要な企業等に対して、気候変動、水等環境側面への取り組みに関する情報開示を求め、これらを調査・評価しています。
当社は、「気候変動」において、世界のリーダーであると評価された企業に与えられる「Aリスト」として、2016年から継続して認定されています。
また、「水」、「サプライヤー・エンゲージメント」においても、A-~Aと高い評価を得ています。
健康経営優良法人
健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題や日本健康会議が進める健康増進への取り組み内容が特に優良であると評価される大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
当社は2024年より認定されています。
WWFジャパン 「企業の温暖化対策ランキング 機械・精密機器編」機械業種第1位
WWFは世界約100ヵ国で活動している地球環境保全団体で、その日本支部であるWWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)は、日本企業の温暖化対策の取り組みを同一の指標を用いて業種ごとに評価するプロジェクトを進めています。
当社は、2018年に同ランキングの機械・精密機器編、機械業種で第1位となりました。
大和インベスター・リレーションズ インターネットIR表彰
大和インベスター・リレーションズ社が独自の評価基準で上場企業のインターネットIRサイトを調査・評価する表彰制度です。当社は2006年から継続して受賞しており、2023年は優良賞に選出されています。
日興アイ・アール 全上場企業ホームページ充実度ランキング調査
日興アイ・アール社が全上場企業のホームページに関する情報開示の充実度を「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の視点で評価するランキング調査です。当社は、2006年から継続して受賞しており、2023年は最優秀サイトの1社に選出されています。
Gomez IRサイトランキング
ブロードバンドセキュリティ社によるGomez IRサイトランキングは、「ウェブサイトの使いやすさ」「財務・決算情報の充実度」「企業・経営情報の充実度」「情報開示の積極性・先進性」の4つの切り口から、主要ユーザーである投資家の視点に基づいて評価を行い、総合的に優れたIRサイトのランキングを決定するものです。当社は2012年から継続して受賞しており、2023年は優秀企業:銀賞の1社に選定されています。
Gomez ESGサイトランキング
ブロードバンドセキュリティ社によるGomez ESGサイトランキングは、「ウェブサイトの使いやすさ」「ESG共通」「E(環境)」「S(社会)」「G(ガバナンス)」の5つのカテゴリから構成される調査項目を、主要ユーザーである株主・投資家だけではなく、幅広いステークホルダーの視点を盛り込んで優れたESGサイトのランキングを決定するものです。当社は、初調査となる2020年から継続して受賞しており、2024年は優秀賞の1社に選定されています。
主な評価 アーカイブ
Institutional Investor誌 2017年 ベストIRプロフェッショナルランキング
世界的に著名な米国金融専門誌Institutional Investors誌が日本の上場企業を対象にしたIRランキング(2017)において、機械セクターでベストIR企業(セルサイド部門)3位、ベストIRサイト(セルサイド部門)3位にランクされました。
Institutional Investor誌 2014年 ベストIRプロフェッショナルランキング
機械セクター(バイサイド部門)で1位にランクされました。
Institutional Investor誌 2013年 ベストCEO/ベストIR企業
ベストCEOランキング:機械セクター(バイサイド部門)で2位、
ベストIR企業:機械セクター(セルサイド部門)で2位にランクされました。
日本IR協議会「第22回IR優良企業賞」
日本IR協議会の「第22回IR優良企業賞」を受賞しました。
日本IR協議会「第17回IR優良企業特別賞」
日本IR協議会の「第17回IR優良企業特別賞」を受賞しました。
主な受賞 アーカイブ
平成30年度「知財功労賞」を受賞
ナブテスコは2018年4月、経済産業省特許庁が実施する2018年度「知財功労賞」※1において、経済産業大臣表彰を受賞しました。
この受賞で評価されたのは、①全経営陣で全社の知財戦略を審議する会議を行い、会社全体のコア価値とそれを獲得・強化するための知財戦略や、事業ポートフォリオの評価・改善等を審議する体制を構築していること。②将来ビジョンの実現に向けた経営課題を分析・把握して解決策を提案するため、知的財産権を活用したIPランドスケープ※2を活用し、開発テーマの妥当性検証や新事業テーマの分析、特許網を構築すべきテーマ、アライアンス先やM&A候補企業の探索等を実施して、知的財産部が事業戦略の指導を全社横断的に行っていることなどです。
社会のさまざまな領域で、業界トップクラスのお客さまからの信頼を軸に事業を拡大してきたナブテスコグループにとって、知財経営戦略とは、お客さまの事業や製品の現在と未来を守り、事業価値を高める戦略でもあります。当社は今後も引き続きグローバルに知財経営戦略を展開し、事業競争力の強化や企業価値の向上を推進してまいります。
- ※1 「知財功労賞」とは、経済産業省特許庁が、知的財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等と、同制度の発展および普及・啓発に貢献のあった個人を表彰するものです。
- ※2 「IP (Intellectual Property) ランドスケープ」:自社の経営や事業を成功に導くために、知財情報や市場情報を統合的に分析し、新事業創造、M&Aや事業提携等の企業戦略に活用していく手法。
千代田区より温暖化対策に関する「特別賞」を受賞
ナブテスコの本社が所在する千代田区は、さまざまな温暖化対策を推進し、「2050ゼロカーボンちよだ」を目指して取り組んでいます。平成23年度から「千代田区温暖化配慮行動計画書制度」を導入しました。
この制度は、区内の各事業所が取り組んでいる「環境活動」「環境教育」「地域貢献活動」などの温暖化配慮行動について、その実施状況や計画を毎年区へ報告していただき、優良な取組みを公表し広めていくものです。
ナブテスコは2021年度の取り組みにおいて、表彰に値する優良な取り組みを行っている事業所と認められ、特別賞を受賞しました。
授賞式の様子
精密減速機事業の”見える化”システム『PLAPAVIA』 が「製造現場の見える化部門」で特別賞を受賞
9月28日、29日ポートメッセなごやにて開催された「からくり改善くふう展2017」および「製造現場における見える化改善展2017」において、当社精機カンパニーの出展した見える化システム”PLAPAVIA” が製造現場の見える化部門で3位に相当する特別賞を受賞しました。
“2016年ボーイングサプライヤー・オブ・ザ・イヤー(環境部門)”を受賞
2016年サプライヤー・オブ・ザ・イヤー(環境部門)に選定されました。2013年(アライアンス部門)、2015年(コラボレーション部門)に続き2年連続、4年間で3度目の受賞となりました。
“2015年 ボーイング サプライヤー・オブ・ザ・イヤー(コラボレーション部門)” を受賞
ボーイング社から2015年「ボーイングサプライヤー・オブ・ザ・イヤー(コラボレーション部門)」を受賞しました。当社としては、1995年のボーイング社長賞も含めると、2013年の受賞に続き、3度目の受賞となりました。
“2013年 ボーイング サプライヤー・オブ・ザ・イヤー(アライアンスカテゴリー)”を受賞
ボーイング社から2013年度「ボーイングサプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。当社としては、777フライト・コントロール・システム(操縦制御システム)を受注した1995年に続き、19年ぶり2度目の受賞となりました。
当社自動ドア『パニックフリードア』が「第8回キッズデザイン賞」を受賞
災害時などの通行性を強化した高性能ドア『パニックフリードア』で、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン 一般部門」にて「2014年
第8回キッズデザイン賞」を受賞いたしました。
今回の受賞は、『フラットロスカドア』『インテリジェントecoドアシステム』『多機能トイレ用自動ドアシステム』の受賞に続いて、4年連続の受賞となります。