エンゲージメント

取り組み

ナブテスコ ウェイの浸透活動

当社グループは2012年10月、ナブテスコグループの一体感を醸成し、求心力を更に高めるために、企業理念・ナブテスコの約束を社員一人ひとりの仕事への取り組み姿勢、判断の拠り所として共有する行動指針を定め、従来からの「企業理念」、「ナブテスコの約束」とあわせた総称として「ナブテスコ ウェイ」を制定しました。

ナブテスコ ウェイに込められた価値観の共有・浸透を目的として、階層別研修等での説明会やワークショップの実施に加え、2013年度から開催している「ナブテスコ ウェイ月間」を通して職場単位でのミーティングを実施しています。

2022年度の「ナブテスコ ウェイ月間」では、ナブテスコ ウェイ改定にあたり現状を把握する目的で、全グループ社員を対象にナブテスコ ウェイに関する共感度調査を実施しました。5,000 人を超える国内外グループ社員からの回答を分析した結果、ナブテスコ ウェイに対するグループ社員の共感度は総じて高いことが分かった一方、共感度が高い層からも、共感度が低い層からも、いくつかの課題の指摘がありました。そうした調査結果も踏まえ、当社が長期ビジョンで目指す「イノベーションリーダー」の実現に向け、さらにグループ社員の行動意欲を引き出すウェイとなることを目指して、改定作業を進めています。

ナブテスコ ウェイ重点ワークショップ

ナブテスコ ウェイ重点ワークショップ

ナブテスコウェイ 共感度調査(2022年実施)

ナブテスコウェイ 共感度調査(2022年実施)
  • 実施期間:2022年6~7月
  • アンケート方法:Webおよび紙での無記名アンケート
  • 回答者数:5,069人(ナブテスコ単体2,081人、国内グループ会社2,017人、海外グループ会社971人)
  • アンケート内容:企業理念、約束、行動指針の各項目に対し、共感度を5段階で評価(共感できない場合はその理由)また、現在のウェイに足りない要素(選択・自由記述)を記述

2024年の「ナブテスコ ウェイ月間」では、国内外グループ社員を対象に、新たなナブテスコ ウェイの周知・浸透を図る活動を展開する予定です。
また、「ナブテスコウェイ」は7言語に翻訳され、海外現地法人でも定期的に「ナブテスコウェイ」についての浸透活動を行っており、2019年には中国でナブテスコウェイを理解するとともに「あなたにとってのナブテスコウェイとは?」と問いかけ、考えてもらうことを通じて具体的な行動変容を促す研修を実施しました。今後もナブテスコグループ共通で「ナブテスコウェイ」の推進活動を進めていきます。

従業員エンゲージメント(社員へのアンケート)

当社はよりよい組織をつくるために、定期的に社員意識調査を実施しています。社員へのアンケートをもとに各組織の状況を数値データで可視化し、結果の分析から課題を見つけ改善を実施しています。

(単位:%)

  2017年度 2020年度 2022年度 2023年度目標
従業員エンゲージメント 69.3% 69.9% 69.2% 78.6%
内 男性社員 69.5% 70.5% 69.3% -
内 女性社員 69.2% 69.4% 69.6% -
カバーした社員の割合 100% 100% 100% -
回答した社員の割合 97% 99% 97% -
  • 単体社員にアンケートを実施。
  • 2021年度までは2~3年ごとに組織診断を実施しておりましたが、2022年度より毎年の実施に切り替えています。
  • 「上司と部下との関わり」、「組織の状態」を7段階(1:全く当てはまらない、2:当てはまらない、3:やや当てはまらない、4:どちらともいえない、5:やや当てはまる、6:当てはまる、7:非常に当てはまる)で調査した結果を評価(4以上を満足と定義)。

社員へのインセンティブ

当社グループでは、全社員を対象に、社会、環境負荷低減(特に気候変動対策)、および会社に対し顕著な貢献をした社員を表彰する「ナブテスコ賞」、「企業市民活動賞」、「知的財産報奨」等の表彰制度を設けています。表彰を通じて業務の革新と創造に取り組む気風を醸成し、社員のチャレンジへの意識高揚を図ることを目的としています。表彰対象者は貢献度に応じて賞金が支給されます。

2022年度は合計延べ891が表彰され、賞金総額は約2,500万円でした。