船舶の遠隔/自動操船装置を提供するSea Machines Robotics社に出資

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ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木村和正)は、コーポレート・ベンチャー・キャピタルとして設立したNabtesco Technology Ventures L.P.(Managing Partner:練馬 洋)を通じて、船舶の遠隔/自動操船装置を提供するアメリカのSea Machines Robotics社(以下、Sea Machines社)に出資したことをお知らせします。

Sea Machines社は、AI画像解析やレーダー情報を統合するセンサーフュージョン*による船舶周囲の物標認識と、障害物の自動避航を含む船舶の遠隔/自動操船装置を提供するスタートアップ企業です。主に小型船舶での先行事例が業界でも広く知られており、自律運航技術のパイオニアとして高い認知度を得ております。

今回の出資を通じ、当社はSea Machines社の持つ物標検知装置と自律運航システムの共同開発パートナーとして製品開発の拡大を推進していきます。今後も当社はCVC活動を通じて、船舶業界をはじめとする様々な業界のデジタル・トランスフォーメーションに貢献してまいります。

*センサーフュージョン:複数のセンサーからの情報を統合してより高度な情報を抽出する技術

以上

【Sea Machines社の概要】

会社名 Sea Machines Robotics, Inc.
代表者の役職・氏名 Michael G. Johnson, Founder and CEO
本社所在地 226 Causeway Street Boston, MA 02114 USA
設立 2015年
事業内容 センサーフュージョンによる船舶周囲の物標認識と、障害物の自動避航を含む船舶の遠隔/自動操船装置を提供
URL https://sea-machines.com/

■ナブテスコ株式会社について https://www.nabtesco.com/

2003年に帝人製機株式会社と株式会社ナブコの統合により誕生。独創的なモーションコントロール技術で、生産現場の自動化や陸海空の安全・安心・快適な移動を支える機械コンポーネントメーカー。CVC活動によるスタートアップとの共同開発等の共創を積極的に進めている。