インドネシアの鉄道車両向けブレーキシステム及び開閉装置を受注

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ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木村和正)の鉄道カンパニー及び100%子会社であるイタリアのNabtesco Oclap S.r.l. (本社:イタリアトリノ市、社長:佐伯明彦 以下、Oclap社)が、このたび、インドネシア通勤鉄道会社(PT Kereta Commuter Indonesia)向けのブレーキシステム及び乗降用ドアの開閉装置をインドネシアの国営車両製造会社(PT Industri Kereta Api)より受注しました。

今回の受注はインドネシアの国営鉄道で運用される新造鉄道(192車両)向けにブレーキシステム及びドア開閉装置を供給するもので、2024年度下期から順次売上を計上する予定です。尚、ドアについては、海外での鉄道車両用ドアに長年の設計・製造経験を有するOclap社から直接製品を供給します。

ナブテスコグループは今回の受注を通じて、今後インドネシア顧客との協力関係を一層深化させ、取引を拡大させるべく、引き続き取り組んで参ります。 

以上

■ナブテスコ株式会社について https://www.nabtesco.com/

2003年に帝人製機株式会社と株式会社ナブコの統合により誕生。独創的なモーションコントロール技術で、生産現場の自動化や陸海空の安全・安心・快適な移動を支える機械コンポーネントメーカー。

鉄道車両用機器事業では、主力製品として鉄道車両用ブレーキシステム(国内市場シェア約50%)および鉄道車両用ドア開閉装置(同約60%)を提供しており、国内外の鉄道車両に採用されている。予防保全の提案などによるアフターサービスも提供しており、鉄道輸送の高い安全性に貢献する。生産拠点は兵庫県神戸市、中国:江蘇省常州市、イタリア:ピエモンテ州。