宇宙環境下で使用可能な電動アクチュエータの共同研究を開始 JAXA『Moon to Mars Innovation』研究テーマに採択

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ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木村和正)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の宇宙探査イノベーションハブ*1が実施する「Moon to Mars Innovation*2」第13回研究提案募集において、「宇宙環境下で使用可能かつ掘削負荷に耐えうる電動アクチュエータの考案」を株式会社小松製作所(以下、コマツ)と共同提案し、実施代表機関として採択されました。

将来的な月面での有人活動においては、水資源の採集やインフラ構築を担う月面掘削用建設機械の実現が期待されています。本研究では、真空環境下でも使用可能で、掘削時の高い負荷に耐えうる建設機械用の小型・軽量アクチュエータの技術確立を目指します。
当社は、CO2排出量の削減や労働力不足といった社会課題への対応に向け、高負荷対応の電動アクチュエータを用いた「建設機械用電動駆動システム」の開発を進めています。同システムは、従来の油圧式システムと比べ約5倍のエネルギー効率を実現し、高精度な動作による作業範囲の拡大も期待されています。本研究では、こうした当社の技術を応用し、宇宙環境下で使用可能な電動アクチュエータの実現を目指します。

月面掘削用建設機械のイメージ  提供:JAXA

建設機械用電動駆動システムを搭載した電動ショベル実機*3

【研究概要】

研究名称 「月面建機のための高負荷対応の小型軽量アクチュエータの開発」
実施機関 ナブテスコ、コマツ、JAXA
研究期間 2026年4月~ 2028年3月
真空環境である月面では、真空環境や宇宙放射線、極端な温度変化に対応するため、従来の油圧式システムに代わる駆動技術と高耐環境性能の実現が不可欠です。本研究では必要な性能や耐久性の実現方法や条件を明らかにし、素材や使用要件等を踏まえた技術開発を通じて、月面建設機械の実用化を目指します。

(関連リンク)
*1 宇宙探査イノベーションハブについて https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/about/
*2 「Moon to Mars Innovation」について https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/introduction/
*3 本システム搭載の電動ショベル紹介動画(Youtube)https://www.youtube.com/watch?v=XcZXw2J8Rqw&t=1s

【お問い合わせ先】
ナブテスコ株式会社 コーポレート・コミュニケーション部    03-5213-1134

以上