グローバルの現場から

ドイツ

Nabtesco Precision Europe GmbH

2008年入社

駐在国
ドイツ
駐在期間
2016年~

欧州のお客さまと日本の技術者の
情報の「橋渡し」役として

技術営業として、KUKA、ABBなどの欧州ロボットメーカーへの技術サポートを行っています。お客さまからの要望を汲み取り、それを日本の技術者に伝える「橋渡し」の役割を担っており、こうした活動により、新規プロジェクトの受注や迅速な問題解決につなげます。「橋渡し」と言っても、ただ、右から左へ情報を流すのではなく、技術者ならではの視点で、お客さまの要望を的確に捉えるとともに、日本の技術者が検討する際に必要となる情報を入手することが求められます。ナブテスコはマーケットシェアの高い製品をたくさん持っていますので、お客さまからは、マーケットリーダーとして常に厳しい目で見られます。その期待に応えることは一筋縄ではいきませんが、大きなやりがいにつながっています。

聞かせて、生声!

  • 日本とのギャップを
    感じたのはどんな時?

    プロジェクトを進める際、欧州では「まずやってみて、ダメだったらその時に対策を考える」が多数派ですが、日本では「あらゆる場合を想定して、事前に対策を考えてから進める」が一般的です。欧州の方と仕事をする際には、欧州側には日本側の進捗を細かく伝え、理解してもらう一方で、日本側には、欧州の考え方を伝え、時にはスピード優先で動いてもらうように説得します。

  • 海外で働いてみて、
    感じたことを教えてください。

    海外での仕事で本当に大切なことは、語学力より相手が言いたいことを理解する力や本質的な問題が何なのかを捉える力です。会話はカタコトでも、相手が何を求めているのか?何に困っているのか?それは何が原因なのか?それに対して自分は何ができるのか?といったことを常に考え、的確な提案、行動をすることが、結果的にお客さまや現地スタッフの信頼を得ることにつながります。

オフは趣味のロードバイクを楽しんでいます。欧州はロードバイクの本場で、自転車専用レーンやサイクリングロードがしっかりと整備されており、快適にサイクリングが楽しめます。また、毎週、現地スタッフの友人たちとフットサルで汗を流しています。屈強なドイツ人たちに時に飛ばされながらも、楽しくプレーしています。連休には地の利を生かして、欧州各国への旅行を楽しんでいます。フランスやイタリアなどの定番から、チェコやクロアチアなどさまざまな国へ気軽に行けるのは魅力です。

サイクリングで、ヨーロッパの街並みを楽しんでいます。

サイクリングで、ヨーロッパの街並みを楽しんでいます。