グローバルの現場から

シンガポール

Nabtesco Marine Asia Pacific Pte.Ltd.

2015年入社

駐在国
シンガポール
駐在期間
2021年~

海上交通上の要衝・シンガポールで
お客さまの安全航行、定期運航を支える

南アジア、オセアニア地域を対象として、舶用遠隔操縦装置のアフターメンテナンスサービスを担当しています。 社内エンジニアの教育と訪船の手配、お客さまからのお問い合わせ対応が主な仕事内容ですが、時には自ら現場へ赴いての新造船の立ち上げ、就航船への修理・メンテナンスも行います。シンガポールは海上交通上の要衝として、世界貿易量の半分を担う船舶が通過しており、混雑度は世界一。そんなシンガポールにおいて、お客さまの安全航行、定期運航を支えるのが私の役割です。
海外で働きたい、と3年目に参加した海外研修で感じ、希望した海外赴任。しかし、入社してからの5年間、技術部門にて開発・設計を担当しており、海外赴任のあるサービス部門とは全く異なる分野でした。ナブテスコはそんな私にもチャレンジする機会を与えてくれました。もちろん、今までの経験がそのまま生きることは少なく壁に当たることもありますが、日本・シンガポール含めた各国のナブテスコ社員のサポートにより乗り越えることができ、日々成長を感じます。 挑戦したいという気持ちがあれば、舞台を用意してくれる。それがナブテスコの魅力です。

聞かせて、生声!

  • 日本とのギャップを
    感じたのはどんな時?

    シンガポールでは法律、規制が即時適応。昨日までのルールが通用しないこともしばしば。事前の調査にて把握することを心がけていますが、言語の壁もあり情報の収集には苦労することもあります。特に多民族国家のシンガポールではイングリッシュならぬ“シングリッシュ”というローカライズされた英語で会話を行うので、会話が断片的にしか聞き取れないことも。多くの人とコミュニケーションをとり、自身の“シングリッシュ”力を高めるだけでなく、現地社員を信頼し任せることもまた重要だと学びました。

  • 海外で働いてみて、
    感じたことを教えてください。

    安全航行、定期運航を目指しお客さまへ提案を行っていますが、時には突発的な不具合で、緊急の問い合わせを受けることも。幅広い地域を担当しているため、国ごとにお客さまの要望が異なるのですが、正常な状態に復旧させるという目的は一緒です。緊張する場面ですが、無事に問題を解決し、出航の連絡を受けると安心します。社内では、担当業務のみならず、会社の全ての業務に携わっています。経験したことの無い業務を知ることで、会社全体への理解が深まるとともに、より相手の立場に立って考えることができるようになりました。

趣味であるロードバイクに乗りながら、国内の様々な地域へ観光に出かけています。東京23区と同じ面積でありながら、インド、マレー、中華と3つの文化が入り混じったシンガポールでは、町ごとに特色が異なります。様々な文化が混在し織りなす風景は、日本とは違った魅力ではないでしょうか。気温も年間通して30℃前後と過ごしやすく、自転車で走るにはもってこいの気候です。また、面白いといえば一年にお正月が4回も訪れ、お得感を味わえます。各民族色に染められるのでシンガポールには4回訪れることをお勧めします。

シンガポールの夜景を楽しんでいます!