グローバルの現場から

アメリカ

Nabtesco Aerospace, Inc.

2013年入社

駐在国
アメリカ合衆国
駐在期間
2023年~

ボーイング社のティアワンサプライヤーとして
お客様の期待を上回る価値を提供する

航空宇宙カンパニーの米国拠点であるNabtesco Aerospace, Inc.(NTA) は、北米の航空機メーカー、エアラインへ向けて、航空機の飛行姿勢(上昇・下降・旋回など)を油圧で制御する「フライト・コントロール・アクチュエーター」という製品の納入及び整備・修理等を実施しています。私はボーイング社の営業担当として、本社との連携を取りながら新規プロジェクトの商談や契約交渉、締結をボーイング社と行っています。

ナブテスコはその高い技術力、ものづくり力から生まれる高信頼性製品の提供と、お客様の期待を上回る対応やサポートを通じ、日本でも数少ないボーイングのティアワンサプライヤーとして成長してきました。ボーイング社と直接接する営業担当としてこれまで築いてきた信頼と実績に傷をつけてはいけないというプレッシャーもありますが、非常にやりがいがある仕事と感じています。

またNTAには私の所属する営業部門以外にも、海外調達担当のバイヤー、開発プロジェクト推進のための技術者など出向しているメンバーも在籍しています。加えて、若いうちから海外派遣研修や海外トレーニー制度に参加する機会があり、海外業務に携わる機会が多いことが大きな魅力であると感じています。

聞かせて、生声!

  • 日本とのギャップを
    感じたのはどんな時?

    顧客最前線での営業・マーケティングでは意思決定や業務遂行において、圧倒的なスピード感が求められます。一方、 対応の“きめ細かさや丁寧さ”といった付加価値の提供も必要であると感じています。そのため顧客とのコミュニケーションを密にし、常に相手の求めるニーズ(製品・サービス)を把握した上で、技術・製造部門との横断的な連携を通じ、自分の専門外の依頼にも柔軟に対応できるよう心がけています。我々日本メーカーの強みを十二分に活かし、今後も世界最高レベルの製品・サービスを提供するというスピリットとプライドを持って日々業務に取り組んでいます。

  • 海外で働いてみて、
    感じたことを教えてください。

    ボーイング社の工場に出入りする機会も多く、自分達の納めた製品が搭載された航空機を間近で見ることができます。顧客のエンジニア、調達部門、現場の作業者の方々との交流を通じ、自社製品を含め航空機部品は高い信頼性・安全・安心が求められていることを改めて実感しました。NTAは日本の親会社(岐阜工場)と比べると所帯が小さいため、各自が主体性を持って業務を進める必要があります。組織全体で意思決定をすることが多かった岐阜工場勤務時代と比べ、自身が他部署を巻き込み積極的にプロジェクトを推進していくことで、顧客の要求に応えることができるようになったと感じています。

ワシントン州はエバーグリーン・ステートと呼ばれ、豊かな自然に恵まれた西海岸に位置する州です。夏はとても過ごしやすく避暑地としても人気であり、秋はハロウィン、冬はクリスマスの飾りつけで街がにぎやかになります。休日は近くの緑豊かな公園を散策してリラックスしたり、懇意にしていただいているお客様や、同僚、家族とゴルフを楽しんだりしています。また社内でのクリスマスパーティーやBBQに参加し、現地スタッフとの交流を深める機会も多くあります。

休日はゴルフを満喫。アプローチが上達したかも。