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ナブテスコについて

ナブテスコのプレゼンス

ナブテスコの技術・製品は、産業用ロボット向け精密減速機や油圧ショベルなどの油圧製品、
鉄道・船舶・航空機などの制御機器、自動ドア、ホームドアなど、皆さんが日頃目にしている身近な製品に採用されています。
その中核となるのが「うごかす、とめる。」を精密に制御するモーションコントロール技術です。
品質の高い製品やお客さまのニーズに応えるサービス力を活かし、各分野で高いシェアを獲得しています。

  • ナブテスコのプレゼンス
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SDGsの達成に向けて

ナブテスコは、モノを正確にうごかし、とめる技術で皆さんに「安全・安心・快適」な生活空間を提供することのみならず、企業としての社会的責任を果たすことで、持続的な企業活動の向上に努めています。
重要な経営課題の検証プロセスを通じ、SDGs*との関連性を整理することで、各項目の及ぼす潜在的な影響を認識し、効率的、効果的な資源投入を行うことでSDGsの達成に貢献していきます。

*国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略。気候変動をはじめとした環境、飢餓、教育、経済成長など17に分類された国際目標で、2030年までの達成を目指す

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

ナブテスコの製品は、
このような形で
社会課題の解決に役立っています。

精密減速機産業用ロボット関節用途で
高いシェアを持つ精密減速機

1985年当時、産業用ロボットは衝撃で壊れやすく、アームが振動するという問題を抱えていました。高剛性・高精度の特性を持つ当社の「精密減速機RV™」は、これらの問題を解決し、国内外の産業用ロボットへの採用が急速拡大しました。ナブテスコはこうした技術特性を生かした中・大型ロボット分野向け製品で、国内外のロボットメーカーからの信頼を得て、高いシェアを維持しています。産業用ロボットの導入は、人手による危険な作業を減らし、労働力不足を解消するだけではなく、生産現場での品質の安定、生産性の向上やイノベーションの促進に貢献しています。

さらに、ナブテスコの「精密減速機RV™」は、医療・食品・半導体・物流といった他分野でも活用されており、産業用ロボットだけではなく、より広い分野での社会課題の解決に貢献しています。

精密減速機RV™精密減速機RV™

油圧機器中国や新興国をはじめとする世界の産業発展に貢献

1977年以来、当社は減速機・油圧モーターなどを一体化した走行ユニット「GMシリーズ」の生産を行っています。油圧ショベルに搭載される同製品は、コンパクトなサイズで大きなパワーを生み出す効率のよさに加え、過酷な使用条件にも負けないほど耐久性と信頼性に優れていることから、お客さまの支持を広く得ています。また、中国工場・タイ工場など最終消費地に近い地域で生産することで、お客さまと緊密な関係を構築しています。

今後は、製品ラインナップを拡充し、最適な油圧システムの提案をすることで、さらなる付加価値を提供し、世界の産業発展に貢献していきます。

油圧ショベル用走行ユニット
油圧ショベル用走行ユニット

鉄道車両用機器鉄道網整備と
CO2削減に貢献する製品

当社は、増大する鉄道インフラ整備の需要を取り込み、鉄道車両に対して、ブレーキ制御装置や電気式ドアエンジンを提供しています。これにより、日本国内はもとより、新興国など世界の鉄道の定刻運行・安全運行に貢献しています。

一方、環境面での対応も積極的に行っています。現在開発中のブレーキ制御装置では、従来機比半減を目指した軽量化・小型化に取り組んでいます。機器の軽量化を実現することにより、使用電力を減らしCO2排出量削減にも貢献することができます。

また、電気式ドアエンジンでは、従来機比約15%軽量化し、電力消費を約50%減少させた製品を国内外で供給しています。

AT300ドア開閉装置

航空機器安全・安心、
そして環境保全に貢献

ナブテスコは、民間航空機に対して航空機の重要部品の一つである高品質な「フライト・コントロール・アクチュエーション・システム」を提供しています。同システムは、航空機の姿勢制御や方向転換を担っており、信頼性の高い製品の提供により、安全・快適な空の旅に貢献しています。加えて、予防保全の提案などによるアフターサービスも行い、定時運航率の向上にも貢献しています。

また防衛分野においては、救難ヘリコプターや救難飛行艇向けに各種装備品を提供し、安全な飛行の支援や迅速な救難活動の展開に貢献しています。

さらに、通常の機体より消費電力が大きいボーイング787には、より効率的な配電を可能にする「高電圧配電装置」を供給し、電力消費の改善に貢献しています。

フライト・コントロール・アクチェーション・システムフライト・コントロール・
アクチェーション・システム

舶用機器船舶の
燃費向上への取り組み

当社では、電子制御エンジン向け「電子制御油圧バルブ」を製品化しています。同製品は、船舶の主推進機関の運転状態に応じて、燃料噴射と排気弁駆動の最適な制御を実現するバルブであり、排出ガスのクリーン化などに貢献しています。

また、電子制御油圧バルブの状態基準保全のための状態監視BOXを製品化するなど、MRO(Maintenance, Repair and Overhaul)サービスも提供しています。故障予知を含む保全対策としての取り組みを強化することで、製品の長期使用を可能にし、安全な航行にも寄与していきます。

こうした取り組みにより、窒素酸化物(NOX)などの排出量削減に貢献していきます。

電子制御油圧バルブ電子制御油圧バルブ

自動ドア・プラットホームドアあらゆる場所に
最適な自動ドアを

ナブテスコは、通りたい人だけに反応する画期的な自動ドア「NATRUS+e(ナトラスプラスイー)」を展開しています。
動線検知制御により、ドアを通る人・通らない人を判断することができるため、必要な時だけドアを自動開閉することができます。従来の自動ドアと比較した場合、不要開放時間が約45%*削減され、空調機の消費電力も約20%*削減する効果があり、省エネルギーに大きく貢献しています。

当社は、日本で最初に自動ドアを製造して以来、パイオニアとして国内外のオフィスビル・病院・ショピングセンター・空港・コンビニエンスストアなど、あらゆる場所に最適な自動ドアを提供してきました。今後も、室内環境改善や省エネルギー、バリアフリー化に貢献していきます。

*当社条件によるモニター実施現場での実測値であり、設置条件、運行状況、そのほかの要因により効果が異なる場合があります。

ナブテスコが展開する自動ドアのブランド「NABCO」「GILGEN」ナブテスコが展開する
自動ドアのブランド
「NABCO」「GILGEN」のマーク

ナブテスコはグループ一体で
「環境」や「人権」などの
社会課題に取り組んでいます。

例えば、気候変動対策として、社員に対し「省エネ活動表彰制度」「省エネ製品認定制度」「環境貢献達成度」などの環境関連インセンティブ制度を導入し、社員が自分ごととして環境課題に取り組むほか、各工場に太陽光パネルを設置し「再生可能エネルギーの活用」を行うことにより温室効果ガス排出量の着実な削減に努めています。

また、人権においては、国連グローバル・コンパクトの署名を通じて、世界人権宣言への支持を表明し、世界中の拠点での人権デューディリジェンスを進めています。

これらの活動は、
社外からも高く評価されています。

社会に貢献する
6つの事業と主要製品

  • 【精機カンパニー】

    中大型産業用ロボット関節用途精密減速機

    世界シェア約60%
  • 【パワーコントロールカンパニー】

    油圧ショベル用走行ユニット

    世界シェア約25%
  • 【鉄道カンパニー】

    • 鉄道車両用ドア開閉装置

      国内シェア約70%
    • 鉄道車両用ブレーキシステム

      国内シェア約50%
  • 【航空宇宙カンパニー】

    フライト・コントロール・
    アクチュエーション・システム

    国産機シェア約100%
  • 【舶用カンパニー】

    舶用エンジン遠隔制御システム

    世界シェア約40%
  • 【住環境カンパニー】

    建物用自動ドア

    • 世界シェア約20%
    • 世界シェア約50%

※市場シェアの出所については、https://www.nabtesco.com/products/linkをご参照ください。

今後の取り組み

ナブテスコは、お客さまのニーズの多様化や高度化に対して、コンポーネント販売からソリューション提供型へと転換を図っています。そのため、メカトロニクス化・システム化製品などを開発するとともに、国内外の企業・大学・研究機関との共同研究やコーポレート・ベンチャーキャピタルによるスタートアップ企業との共創、M&Aなどさまざまな方法を積極的に取り入れています。国内では、「ナブテスコR&Dセンター」を拠点として、オープン・イノベーションの積極的な活用を進めています。
こうした取り組みを通じて、多様な技術の取り込み、開発スピードの向上、グローバルな技術人財の育成を図り、新事業・新製品の創出を推進していきます。