包装機事業

2015年3月期および2015年12月期(参考値)見通し

2015年3月期は、国内外での売上がいずれも堅調に推移し、売上高は、前期の92億円から当期は97億円への増収となりました。2015年12月期(参考値)は、主に海外売上増加により売上は105億円程度となる見通しです。

「セグメント情報」産業用機器セグメントの業績実績と計画

強みの源泉

高度な技術力と現場力

充填包装の一連の動きを1ラインで実現するロータリー包装機の開発に世界で初めて成功した技術開発力と、高速、確実かつ安定した気密性を実現する自動化加工技術、そして、これらを支えるきめ細かな現場対応力がナブテスコの強みです。

顧客との信頼性

高性能・省スペースに加え、食品の安全・安心を守るシール工程の機密性で食品メーカーから高い信頼を得ています。

事業環境(機会とリスク)

日本国内では、中食化・個食化傾向の進展に伴い、食品のレトルトパウチ化ニーズが高まり、プライベートブランド向けの包装需要が堅調です。北米においても、缶詰に代わる保存食品の形態として、パウチ包装が徐々に浸透してきています。さらに、中国をはじめとする新興国では、安全、衛生面における品質重視の傾向が強まり、精度の高い加工を実現する日本製包装機へのニーズが高まっています。一方で、輸出量の増加による為替リスクの増加は、競争条件の変化を増幅するとともに、業績の変動要因になります。

中長期の成長に向けた取り組み

海外拠点および代理店強化策により、主として欧州・北米・中国における海外売上の拡⼤を図ります。また、高度化する顧客のニーズに対応するため、次世代高速機等の製品開発や国内外でのサービス体制強化により、競争優位性の維持・拡大を図ります。

FACTSHEET

主要顧客(敬称略)

製糖・製塩メーカー、食品・飲料メーカー、石鹸・洗剤メーカー
欧州ペットフードメーカー、北⽶飲料メーカー、中国⾷品メーカー 他

生産拠点(2015年3月期末時点)

山口県岩国市、中国大連

市場占有率

レトルト食品用充填包装機:国内シェア約85%

事業発展

日本の経済成長に伴い多方面で自動化・省力化が提唱される中、1964年、旧帝人製機は自動包装機を開発し包装機器事業へ進出しました。自動包装機は1960年代中盤に、製塩業界、製糖業界、菓子業界へと急速に普及しました。1970年代には、ファーストフードの普及や外食の増大による冷凍食品メーカーの加工自動化ニーズの高まりを受け、自動化技術を用いた自動食品機械の開発に着手し、日本初のレトルトカレー用包装機、真空包装機の開発に成功しました。
 さらに、1994年にはスパウト袋用包装機の納入を開始したほか、2011年には中国・大連に製造拠点を設立、2013年には米国に販売・サービスのための現地法人を設立し、順調に事業を拡大しています。

1964年
自動包装機を開発、包装機器事業へ進出(旧帝人製機)
1970年
日本初のレトルトカレー用包装機を納入(旧帝人製機)
1976年
真空包装機を納入開始(旧帝人製機)
1994年
スパウト袋用包装機を納入開始(旧帝人製機)
2011年
中国・大連に子会社、大連東洋自動機包装設備有限公司を設立
2013年
北米に包装機器の現地法人「TOYO JIDOKI AMERICA CORP」を設立

MAIN PRODUCTS

  • 超高速自動充填包装機

    高速連続モーションにより、高性能・省スペースを実現する超高速自動充填包装機です。レトルト食品はもとより、スープ・ソースなどの食品、詰替用液体洗剤まで、幅広い製品に対応することで、量産品のコストダウンに大きく貢献しています。

  • 高速自動充填包装機

    10工程での多様な食品包装に対応する高速自動充填包装機です。液体だけでなく固液混合物にも対応。2袋同時生産が可能なため、1台で2台分の生産能力を備え、設置スペースを大幅に縮小できます。また、各種検査装置の取付やスチーム脱気にも対応しています。

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