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生産指示の清流化
営業、設計、生産と実に多くの部門と人々の手を経て、製品は市場に送られます。どこか一つが滞っても、流れはよどんでしまい、お客様のもとへタイムリーに届けることができなくなります。私が携わっている生産管理の仕事はいわば「受注から出荷までの生産指示の清流化」です。各部門から情報収集し、整理し、適切な形で必要とされる部門へ提供しています。
仕事の流れを簡単に説明しましょう。
●営業のオーダー内容のチェック
●製作工程を決める
●図面配布のチェックと指示
●オーダーを工場に展開する準備と展開後のチェック
●展開後の新規図面の進捗管理と督促
●購買部門を通じ購入先への製作指示
●図面変更に対する各工程への指示
生産管理に醍醐味を感じる瞬間
フローにもある通り、あらゆる部門と接し、そのスムーズな連携プレーを演出するのが私の役割です。それぞれの部門はよりよいものをつくるため、最大限の要求をしてきます。ものづくりの一端に関わるものとして、その気持ちは充分理解できますし、質の高いプロジェクトを実現させるためには欠かせないものです。技術部門のモチベーションを高め、営業部門の目標コストと納期に応え、お客様に喜んでもらうためには、全体を見渡し、何が重要なのかを考えて指示を出します。イメージ通りに工程が進み、納品に至るかどうかは、私の指示の良し悪しに掛かってきます。生産管理の仕事の最も難しい場面であり、同時に醍醐味を感じる瞬間です。
1+1=2ではなく、3や5へ
現在どのメーカーも安価な海外製品の流入などにさらされ、決して楽観できる状況ではありません。この状況を打破し、勝ち組となっていくためには、「強い」製品づくりが不可欠であると思っています。技術力、品質向上、コストダウンなどトータルな「ものづくり力」の向上が急務です。その意味で今回の経営統合は大きな飛躍のチャンスであると思っています。まずはお互いの生産管理のノウハウを共有し、よりよいシステムを早く構築することが当面の目標です。1+1=2ではなく、3や5としていきたいですね。
どの部門、職場でも人との付き合いや幅広い知識が仕事に生きてきます。勉強だけでなく、アルバイトなどで職場体験を積むことで、働くことについて何かしら自分のポリシーを持つことも大切ではないでしょうか。