船舶は赤道直下の暑い海から極寒の海まで運航されています。また海上の状況によって大きな揺れや振動が生じることもあります。船舶用機器にはこのような条件下でも安定した性能を保持することが不可欠です。そのために、さまざまな条件下での検査が行われています。これは「恒温恒湿器」という検査装置で、文字通り温度や湿度に対する検査機器です。-20度〜+100度、20〜98%RHの温度・湿度が設定可能で、温度や湿度に対する耐久性を調べます。次の機器は振動に対する検査装置です。振動数2〜2000Hz、最大加速度653m/s2(約66G)までが設定できます。こうしていくつものハードルをクリアして納められた製品ですが、やはり実際に船で使われるまでは心配はつきません。これは上司の話ですが、自分の製品が使われた船舶に乗船させてもらった時、「このまま制御が効かなかったらどうしよう」とドキドキハラハラしたそうです。私も早く自分の製品が使われた船に乗ってみたいのですが・・・・。
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