石綿を使用していた職場等におられた退職者の方の健康診断について

退職者の皆さまへ

石綿を使用していた職場等におられた退職者の方の健康診断について

2006年7月17日
ナブテスコ株式会社

　マスコミ報道等でご承知のとおり、石綿による健康障害が社会問題となっています。
ナブテスコグループでは、昭和53年以前の鉄道車両用制輪子の製造工程において、石綿材を使用していました。また、石綿含有品の取扱いでは、繊維機械部門で一部の摩擦板の切削加工や保温材等の取扱い作業が行なわれていました。

　石綿による健康障害は、非常に長い潜伏期間を経て発症するのが特徴とされており、当グループでは、在籍中に石綿を取扱っていた（又はその可能性のある）職場におられた方で、希望される方について、石綿健康診断を実施することにしました。
　この健康診断等に関するお問合せは、退職時に在籍しておられた事業所などを窓口とさせていただいております。
　お問合せいただきますと、在籍、作業歴、職務内容などを確認させていただいた上で、最寄りの病院等で、無料で健康診断を受診いただくご案内をいたします。
　この案内は、当社の退職者名簿に基づいて、郵送にて発送しておりますが、退職後、年月が経ち、転居その他で連絡が取れない方もおられます。案内を受け取っておられない方は、お手数ですが、下記のお問合せ窓口へ、お申し出ください。

　健康診断の内容は、問診と胸部レントゲン検査（直接撮影）ですが、医師が2次検診を必要と判断すれば、CT検査等の精密検査を受診いただく場合があります。
　なお、健康診断で所見があり、一定の要件が満たされれば、国より「健康管理手帳」が発行されます。この場合、年2回の健康診断の費用は国が負担することになります。

お問合せ窓口は、以下のとおりです。

（2016年4月30日現在）