
地球環境保全活動は世界的に展開されていますが、地球温暖化、環境汚染、資源の枯渇などの自然環境の破壊は、今もなお進行しており、企業の環境保全への取組みは、社会的責任として、更に重要な課題となってきています。
特に地球温暖化問題は、IPCC第4次評価報告の通り、世界の平均気温や平均海面水位が上昇し、豪雨・洪水・干ばつの異常気象、生物の生息領域北上、害虫の越冬、サンゴの白化減少の拡大など生態系の変化などの現象が、刻一刻と進行しています。
現在は全世界の人々がその問題を認識し、京都議定書の目標達成(先進国排出枠取決め)課題だけでなく、『低炭素社会の実現』への地球的規模での取組みについて真剣に検討がなされているところです。
私たちナブテスコグループは、『地球環境への配慮』と『地域・文化との調和』を経営の重要課題と捉え、今後もこれらの社会的な活動へ積極的に参画するとともに、製品や事業活動に係る環境負荷の低減、環境改善をより積極的に推進してまいります。
IPCC第4次評価報告: |
IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル) |

持続可能な社会の実現に向けて、ナブテスコグループの社会的責任を自覚した活動を推進するため、ナブテスコグループは、『環境理念』、『環境行動指針』(2005年5月制定)を定めています。

ナブテスコグループの環境への取り組みは、社内カンパニーやグループ会社毎のESH組織*により構成された集合体で推進されています。(右図参照)
「グループESH委員会」は、グループ全体の方針や目標等ESHに関する共通事項の立案・審議を行ないます。また、各カンパニーおよびグループ会社は、「カンパニーESH委員会」を組織して事業所毎の目標や活動計画等を設定し、活動を展開していきます。
グループESH委員長は、全事業所を巡回してESH監査を行い、活動状況の確認と監査指導を行なっています。年度末には、この監査結果やフォロー状況を含めたESH活動の成果報告に基づいて、グループ経営層によるESHマネジメントシステムの見直しが行なわれます。
ESH:(Environment, Safety & Health)
人と自然を大切にする管理活動です。

ナブテスコグループは、国際規格ISO14001を環境管理に有効なツールとして捉え、環境マネジメントシステムの構築・運用に活用しています。このISO14001の認証は、1999年10月に現ナブコカンパニーが先行取得したのを皮切りに、現在はナブテスコ全工場と主なグループ会社4社が取得をしています。
私たちは、サイト間のベクトル合わせ、情報の共有化及び協調活動を推進していくことにより、グループ全体の活動の一貫性を維持し、効果的なパフォーマンスの達成を実現していくと共に、エコロジーとエコノミーが融合した持続性のある仕組みの定着化を目指しています。

ISO14001認証取得の状況

ナブテスコグループは、地球温暖化防止と資源循環型社会の形成を目指して、環境にやさしい生産を実現するために、下記の長期目標を掲げて活動しています。
長期目標(2014年度達成)
■ 地球温暖化防止・・・・・・エネルギー使用量(原単位)の低減:10%以上(2004年度基準)
■ ゼロ・エミッション化・・・埋立処分量の削減:総排出量の1%以下
過去の実績